時代の波に乗れないわたし。

長い間、SNSの世界から離れていたので、まったく知らなかったのだけれど、昨年の秋ごろから、「sarahah」というサービスが流行っているらしい。
 
 
「sarahah」とは、誰かから匿名のメッセージを受け取ることができるサービスで、登録すると自分専用のURLが発行される。そのURLを周りの人に知らせることで、SNS上の知り合いからでも、リアルな知り合いからでも、匿名でメッセージを受け取ることができるというのだ。これがなかなか楽しいらしく、急激に流行りだしたのだとか。
 
わたしは匿名というと、ネガティブなイメージしかわかないので、これに登録できる人って、強いんだなと思った。多少の悪口を言われても、やり過ごすことができる人でないと、こういう遊びはできないと思うからだ。
 
反面、その強さはこわいとも思った。やり過ごすことができるということは、その人にとっては悪意のあることばも悪口になっていない可能性があるからだ。自分が悪口だと思っていないということは、同じことを他人にぶつけてしまう可能性もある。そうやって、知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまうかもしれないのだ。
 
そう思っていたら、「sarahah」から派生して、「マシュマロ」というサービスがあるのを知った。
 
 
当初は“悪口が来ない質問サービスのマシュマロ”をうたい文句にしていたらしい。同じような匿名メッセージサービスであるけれど、AIが悪意のあるメッセージだと判断した場合、相手に届くことなく、はじかれてしまうのだそう。こちらも利用者が増加しているようだ。
 
そうだよね。やっぱりみんな、悪口を言われるのは、いやだよね。
 
でも、自分にとって、うれしいことばだけを受け取って、ちょっといい気分になる。というのも、なんだかちがうような気がするんだよなぁ。やっぱり、わたしには向いていない遊びなのだろう。いいことでも悪いことでも、面と向かって言えないことは言うな!と思ってしまうわたしの考えは、時代の流れに置いていかれちゃったのかな。
 
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数年ぶりにTwitterに登録してみたら、たったの数年でものすごく変化を感じます。そして、その変化の速さがこわいと感じることも。この速さについていけないと、どんどん置いてけぼりにされてしまうのだろうな、と。
 
時代の流れの河から這い出て、岸辺からのんびりながめる生きかたもありなのでしょうか?
 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
手嶌ゆり子でした。