野菜の価格高騰を目の当たりにして。

野菜の価格高騰が一向に止まらない。特に、緑の野菜。キャベツ1玉が400円だなんて!大阪のお好み焼き屋さんは大打撃だろう。国からキャベツ手当をあげてもいいくらいの、非常事態だと思う。福岡のもつ鍋屋さんにはニラ手当とか。
 
わたしたち主婦にとっても、もちろん非常事態だ。緑の野菜があまりにも高すぎて、なかなか手が出ない。
 
先日、子どものリクエストでギョーザを作ったのだけれど、野菜の値段が高いことに加え、『餃子の皮 お徳用』まで売り切れていて、もう踏んだり蹴ったり。いつもの何倍も材料費がかかってしまい、これなら断然、『餃子の王将』に食べに行ったほうがよかった。
(あ、王将さんにもキャベツ手当やニラ手当をあげてほしい。ぜひぜひ。)
 
しかたがないので、比較的、価格の安定している根菜やきのこを使った料理を作ろうと思うのだけれど、カレーやシチューくらいしか思いつかない。
しかも、そのふたつは、すでに先週作ってしまった。大量に作ったので、週に3回もカレーを食べた。今日もカレーだと、さすがの子どもでも飽きてしまって、カレー嫌いになってしまいそうだ。事実、わたしも子どもの頃、何日もカレーを食べさせられて、カレーが嫌いになってしまった時期があった。“困ったときのカレー頼み”ができなくなるので、それだけは避けたい。
 
ではでは、何を作るか?
ハヤシライスでもいいけど、カレーのお友だちみたいな雰囲気があるから、もう少し時間を置いて、作ったほうがいいかな?そうだ、チキンライスはどうだろう?卵で包めばオムライスになるし、ホワイトソースをかければドリアになる。
 
和食だと、筑前煮もいいな。高野豆腐といっしょに、きのこやにんじん等を煮てもおいしい。きんぴらと名のつくものは、ごぼうでもれんこんでもだいすき。ひじきの煮物に豚肉を足せば、ボリュームもうまみも栄養価も上がる。
 
そうだ、子どもの大好物、ハンバーグを忘れていた。野菜は玉ねぎさえあれば、作ることができる。グリーンサラダを添えられないのは悲しいけれど、豆苗やかいわれ大根は、まだ値段が安いので、これらを使って、なんとかしよう。にんじんのグラッセやスープを合わせれば、立派な洋食ごはんになる。
 
と、いろいろ考えてみて、気づいた。“そこにあることが当たり前”なものがなくなったとしても、案外やりすごせることに。
残念なことに、あることが当たり前なうちは、あまり真剣に考えようとしない。当たり前ではなくなって、はじめて考えはじめるのだ。そして、考えてみると、けっこうなアイデアが浮かんだりする。新たな発見ができたりもする。これは料理にかぎらず、そうなのだと思う。
 
考えることは大事。
そのことをすっかり忘れてしまっていた。
 
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そう言いつつ、ボーッとした毎日を過ごしてしまうわたし。
あーーー、小松菜食べたい。
 
手嶌ゆり子でした。